親知らずの抜歯
- 初診・診断
- 後日、抜歯
- 術後の消毒や経過観察

「親知らずの抜歯は痛そうで怖い…」
「腫れたり、仕事に支障が出るのでは?」
「他院で『難しい』と言われたけれど、本当に抜けるの?」
そんな不安を抱えている方へ、当院では親知らずの抜歯に関して、専門的かつ丁寧な治療をご提供しています。
経験豊富な口腔外科医が在籍し、即日抜歯や難症例にも対応。できる限り痛みや不安を和らげ、安心して治療を受けていただける体制を整えています。
口腔外科専門の経験豊富なドクター

当院の院長は、これまで親知らず抜歯の専門クリニックで診療を行い,難症例の親知らず抜歯に携わってきました。
真横に生えている親知らず(水平埋伏智歯)や、歯ぐきの深い部分に完全に埋まっている症例、神経に近いリスクのあるケースなども多数対応してきました。
そのため、他院で「大学病院を紹介します」と言われたようなケースでも、当院で対応できることが多々あります。
「大学病院で」と言われた方も、一度ご相談ください
他院で「この親知らずは難しいので大学病院を紹介します」と言われた方も、当院での対応が可能なケースが多くあります。
また、大学病院は予約が取りづらく、数ヶ月待ちになることもあります。忙しい方にとっては、それも大きなストレスですよね。
当院では、診査・診断から抜歯までを一貫して院内で完結できるため、時間のロスが少なく、治療の流れもスムーズです。
即日抜歯・4本同時抜歯にも対応しています
忙しい方のために、柔軟で効率的な抜歯治療を

親知らずの抜歯と聞くと、多くの方が「何度も通わないといけない」「1本ずつしか抜けないのでは?」といったイメージをお持ちかもしれません。
当院では、患者さまのライフスタイルやご希望に合わせて、即日抜歯や4本同時抜歯にも対応しております。
現代の患者さまは本当にお忙しいです。
お仕事に育児に、家事やご自身の体調管理……毎日がめまぐるしく過ぎていきます。
そんな中、歯科治療のたびにスケジュール調整をするのは簡単ではありません。
特に親知らずの抜歯は、術後の痛みや腫れを考慮すると、連休を取ったり、お仕事や学校の調整が必要なこともあります。
当院ではそうしたお悩みに寄り添い、可能な限り「1回の来院で終わる治療」をご提案しております。
即日抜歯とは?
「即日抜歯」とは、診察・検査(CT撮影を含む)・抜歯をすべて1日で完了する治療です。
通常の歯科医院では、
という形で複数回来院が必要ですが、当院では、初診当日に必要な検査と診断をすばやく行い、安全が確認できた場合にはその日のうちに抜歯を行います。
もちろん、緊急性がない場合にはご本人のスケジュールに合わせて日程を決めることも可能です。
こんな方におすすめです
忙しくて何度も通えない方
遠方からお越しの方(帰省時・出張中など)
「痛い」と思ったその日に何とかしてほしい方
歯科治療のために何日も仕事や学校を休めない方
4本同時抜歯とは?

「4本同時抜歯」とは、上下左右にある4本の親知らずを1回の処置でまとめて抜歯する方法です。
通常は「片側ずつ」や「前後に分けて2本ずつ」など、何度かに分けて抜歯を行うことが一般的ですが、当院では患者さまの体調や親知らずの状態、骨や神経との距離などを総合的に判断し、一度で抜歯を終えることも可能です。
メリット
来院回数が1回で済む
すべての親知らずの腫れや痛みが同時に終わる
抜歯後の回復も一括で済ませられる
忙しい方や長期休暇に合わせて治療したい方に最適
ただしご注意も必要です
4本同時抜歯は体にとってそれなりの負担があります。
麻酔の影響や術後の痛み・腫れがやや強く出る可能性があります。
食事や話すことが数日間不便になるケースもあります。
そのため、当院では事前のカウンセリングや検査をしっかり行い、ご本人のご希望を伺いながら最適な方法をご提案しております。
難症例にも対応できます
親知らずの状態は人それぞれ。
まっすぐ生えていて問題のない方もいれば、真横に倒れて顎の中に埋まっている(水平埋伏)方、神経に根が近接している方、歯根が曲がっている方など、さまざまな「難症例」が存在します。
「大学病院を紹介されたけど、時間がかかってしまいそうで不安」
「以前、別の歯科医院で『ここでは難しい』と言われてしまった」
そんな方も、どうぞご安心ください。
当院の院長は、口腔外科にて多数の難症例を担当してきた経験があります。
設備や技術の面でも一般のクリニック以上の体制を整え、難しい抜歯にも対応できる環境をご用意しています。
難症例とは?
以下のようなケースは、通常の抜歯よりも専門的な技術が求められます。
水平埋伏歯(歯が真横に顎の中に埋まっている)
歯の根が顎の神経(下顎管)に近い、または触れている
歯の根が曲がっている・枝分かれしている(湾曲根・多根)
歯冠が虫歯や破折でほとんど残っていない
骨の中に完全に埋まっていて、位置の把握が難しい
上顎洞に近い、もしくは抜歯により交通するリスクがある上顎の親知らず
顎の骨が薄く、周囲の組織が弱い高齢者のケース
このようなケースでは、一般の歯科医院では「対応不可」とされ、大学病院などの高次医療機関に紹介されることが多くなります。
しかし当院では、歯科用CTによる高精度な診断と、経験に裏打ちされた術式の選択、そして万全の感染対策とチーム医療により、多くの難症例にも院内で対応することが可能です。
静脈鎮静法による眠っている間に終わる抜歯

「治療中の音や痛みが怖い」
「抜歯のことを考えると緊張してしまう」
そんな方には、静脈内鎮静法(点滴麻酔)をおすすめしています。
静脈鎮静法は、リラックス効果のあるお薬を点滴で投与することで、半分眠っているような状態で治療を受けられる方法です。
当院では、経験豊富な麻酔担当医師が静脈鎮静を担当し、安全管理のもと行っています。
歯科治療が怖い方にも安心して受けていただけます。
静脈鎮静法のメリット
痛みや緊張を感じにくい
治療中の記憶があまり残らない
全身麻酔よりも体への負担が少ない
歯科用CTで安全・正確な抜歯を

親知らずの位置や、神経との距離、骨の厚みはレントゲンだけでは正確に把握できない場合があります。
当院では歯科用CT(3D撮影)を完備しており、
親知らずの正確な位置関係
神経や血管の走行
骨の厚み・密度
などを立体的に確認できます。
これにより、事前にしっかりとした抜歯計画を立てられ、リスクを最小限に抑えることが可能です。
「本当に安全に抜けるのか不安…」という方も、まずはCTによる診断だけでもお気軽にご相談ください。
抜歯後の痛み・腫れをできる限り抑えるために
親知らずの抜歯後は、個人差はありますが、多少の痛みや腫れが出ることがあります。
特に下の親知らずや、骨に埋まっていた難症例では、腫れや開口障害(口が開けにくい)などが起こることもあります。
当院では、以下のような対策を行い、術後の負担を最小限に抑えるよう努めています。
できるだけ小さく丁寧な切開・縫合
止血・消炎処置の徹底
術後に適切な痛み止め・抗生物質を処方
術後の生活指導(食事・うがい・入浴など)を丁寧に説明
さらに、術後1〜2日目の腫れ・痛みが不安な方には、冷却パックや予防的な点滴処置もご提案可能です。
「なるべく腫れたくない」「翌日に仕事がある」など、個別のご事情にもできるだけ寄り添います。
こんな方は早めの抜歯をおすすめします
親知らずは、必ずしもすべて抜歯が必要とは限りません。
ですが、以下のような症状がある場合は、早めの抜歯をおすすめしています。
親知らずの周りの歯ぐきが腫れて痛い
繰り返し炎症を起こしている
奥歯との間に汚れがたまりやすい
手前の歯を押して歯並びに影響が出ている
噛み合わせが悪くなった
虫歯や歯周病になっている
放置すると、手前の大切な歯まで悪影響が出ることもあるため、症状がなくても定期的なチェックがおすすめです。